Tajimi Custom Tiles Tajimi Custom Tilesは、岐阜県・多治見で製造するビスポークタイルの新しいブランドです。多治見市は卓越した職人技と100年の伝統を誇る日本のタイル産業の中心地です。多治見のタイル会社のほとんどは標準的なタイルの大量生産です。しかし 一方で、ほかのエリアではほとんど見られなくなった日本の伝統的な焼成技術や、釉薬表現、それを支える設備や生産方法が残っているのも特徴です。Tajimi Custom Tilesは伝統と職人の卓越した技を誇るタイル製造業者と連携して、あらゆる寸法、形状、色、材質のビスポークタイルを国内外の建築家やデザイナーのために製造します。現在、ミラノデザインウィーク2020での発表に向けて、Max Lamb(マックス・ラム)、Kwangho Lee(イ・カンホ)らのデザイナーとのコラボレーションが進行中です。 Tajimi Custom TilesはDavid Glaettli(ダヴィッド・グレットリ/GDD)のクリエイティブ・ディレクションのもと、2019年に株式会社エクシィズによって立ち上げられました。このプロジェクトでは、ブランドコンセプトや戦略、アイ ...
Swiss Design / Made in Japan スイス の先進的なプロダクトデザインと日本の卓越した伝統工芸技術が出会ったら、何が起こるでしょうか? Swiss Design / Made in Japn展はその問いに応え、スイス のデザインを新しい視点から紹介しました。これは二つの文化間のコラボレーション、そして相互に提供し合えるものについての展覧会として、日本の製造者や職人と協働したスイス のデザイナーあるいはアートディレクターがデザインしたものが展示されました。また、日本でデザインされ、スイス で製造された選り抜きのプロダクトも展示されました。展示作品は両方の国の価値観を体現しており、デザイン文化の共通点として、ものごとの本質、品質、機能性、慎み深さに対する認識。異なる点としては、スイスのデザインは非常に合理的な観点を提示するのに対し、日本のデザインは言葉にできない考えを具現化するということがあります。本展では、日常的なものの展示を通して、現代のグローバル化された世界における有意義でサステナブルなプロダクトデザインのあり方を探りました。 本展はスイス大使館の主催で、David Glaettli(ダヴィッド・グレットリ/GDD) ...
Karimoku New Standard カリモクニュースタンダード/KNSは、日本の家具メーカーであるカリモクが2009年に設立した先進的なアイデアと優れた製造技術を融合した家具ブランドです。カリモクの職人が培ってきたユニークな視点と国内外から選ばれた有数のデザイナーとともに開発した、現代的で楽しく機能的な家具とホームアクセサリーのコレクションを、ホームユースやコントラクトユース向けに展開しています。コレクションのすべてのアイテムはサスティナブルで森林から調達した国産の広葉樹を使い、日本国内で製造しています。KNSコレクションは、世界22カ国の127店舗で販売されています。また、パリのFonds National d'Art Contemporainやシカゴ美術館など、世界各地の美術館で収蔵・展示されています。同ブランドはIFデザイン賞、スイス連邦デザイン賞、グッドデザイン賞など多数のデザインアワードを受賞しています。 2013年より、David Glaettli (ダヴィッド・グレットリ)がKNSのクリエイティブディレクターを務め、ブランドコンセプトの構築、デザインやプロダクトの戦略、デザイナーの選定、デザインブリーフィン ...
Tile Kiosk 岐阜県多治見市の新しいタイルブランド「Tajimi Custom Tiles」のPRのためのポップアップ・ショップとして、TILE KIOSKを、東京・表参道のスパイラルで開催しました。TILE KIOSKにはデッドストックと製造中の製品の両方を含む豊富なタイルのセレクションとともに、多治見の職人がつくった購入可能な陶磁器のオブジェも展示されました。多治見のタイル工場にあったタイルサンプルのディスプレイから展示方法の着想を得て、職人の手で作られた多治見のタイルの色、質感、形、サイズなどの多様性や美しさを伝えるデザインを目指しました。TILE KIOSKはデイリープレスの竹形尚子と共同で実現しました。 岐阜県多治見市は、100年の伝統を持つ優れた職人技術を誇る日本のタイル業の中心地です。多治見カスタムタイルは、幅広い独自の製造・施釉・焼成方法を用いて、あらゆるサイズ、形状、色、質感のビスポークタイルを制作しています。Tajimi Custom Tilesは、世界中の建築家とデザイナーの求めるタイルを忠実に実現していきます。同ブランドは、David Glaettli(ダヴィッド・グレット ...
zucca bag series zuccaは1988年に設立され、1990年代後半から2000年前半にかけて広く知られるようになった日本のファッションブランドで、日本各地の主要都市で店舗を展開しています。同ブランドはイッセイミヤケのグループ会社です。2018年、David Glaettli(ダヴィッド・グレットリ/GDD)はzuccaより新しいバッグのシリーズの展開について、相談を受けました。このバッグのシリーズは、短命のファッションアクセサリーではなく、長持ちする機能的なツールでありながらも本質的なzuccaらしさを備えたものとしてデザインされました。GDDは、ベルリンを拠点とするデザインスタジオ、 Geckeler Michels(ゲッケラー・ミヘルス)に、リュックサック、ポーチ、財布のデザインを依頼し、2019年ベルリンで発表されました。このプロジェクトでは、デザイナーの選定、プロダクト計画、デザインブリーフィングの作成、デザインおよびプロダクト開発プロセスの監修、デザインの修正、プロトタイプの評価、ズッカとプロトタイプ製作者とデザイナーの間のコミュニケーションと調整などを行いました。
Karimoku New Standard 家具ブランドであるカリモクニュースタンダード/KNSのクリエイティブディレクションの一環として、プロダクト計画、ブランドコンセプトとデザイン戦略に基づくデザイン・ブリーフィングの作成、デザインおよびプロダクト開発プロセスの調整と監修、デザインの修正、プロトタイプの評価、カリモク家具とデザイナー間のコミュニケーションや調整などを含むデザイン・マネージメントを行っています。
Sumida Contemporary Sumida Contemporaryは、2018年に立ち上げられた東京・墨田区内のメーカーと世界中のデザイナーとのコラボレーションによって、現代の生活に添ったプロダクトを開発するレーベルです。隅田川の東に位置する墨田区は、江戸時代に武士と多くの職人が移住した300年前から工場や手工業が集中する街として栄えてきました。現在でも石鹸、漆器、ガラス食器、革製品、ジョウロ、ブラシなど幅広いプロダクトを製造しています。墨田の伝統的な産業を支援し、発展を促進するために、墨田区はDavid Glaettli(ダヴィッド・グレットリ/GDD) にデザインプロジェクトのディレクションを依頼し、これを受けてSumida Contemporaryが生まれました。GDDは2017年に立ち上げたSumida Contemporaryのクリエイティブ・ディレクションで、ブランドコンセプト、戦略、アイデンティティの明確化、また、展示会のコンセプトおよびデザイン、デザイナーの選定、デザインブリーフィングの作成、職人とともにデザインやプロトタイプの再検討、フライヤー、パッケージ、そしてウェブサイトの作成のための写真家 ...
Milan Design Week 2019 ミラノデザインウィーク2019では、カリモクニュースタンダード/KNSのための没入体験型の展示「KNS Home & Garden」を開催しました。David Glaettli(ダヴィッド・グレットリ/GDD)は従来型の展示ではなく、「家」としての展示を考案し、実現しました。来場者は、歴史的なブレラ地区のアパートメントとプライベートガーデンに迎え入れられました。この空間は、訪れた人たちが集い、座り、くつろぎ、日本人シェフ 後藤しおりが提供する飲み物や軽食を楽しめるようにしつらえられました。David Glaettliはこの空間にKNSの家具とともにアート作品やオブジェクトの自身のコレクションを配置しました。この展示では、展示コンセプトおよびデザイン、ロケーション探し、調整、スタイリングを行いました。
Styling for KNS Catalogue 2019 カリモクニュースタンダード/KNS の2019年のカタログのための写真は、東京を拠点に活動する写真家の長谷川健太がカリモク家具社内の大きなスタジオで撮影しました。 シノグラフィーのコンセプトは、KNSの展示や写真撮影において本物のインテリアを「模倣する」のではなく、むしろこのような仮設的な状況を意図的に見せて生かすというアプローチにもとづいています。この撮影現場とスタイリングは、「未完成」そして「不完全」というテーマ、そして実寸大の建築模型というアイディアをベースに、未加工の建設材料とDIY材料だけを使って制作しました。このプロジェクトでは、コンセプト・デザインと実施、写真家の選定とディレクション、セットのデザインとスタイリングを行いました。
Salone Del Mobile di Milano, 2019 カリモクニュースタンダード/KNS ブランドの10周年を記念して、サローネ・デル・モービレ・ミラノ2019の展示スタンドは、変化と進歩を起こすクリエイティブな空間を象徴する「工事現場」から着想を得てデザインされました。「未完成」と「不完全」のテーマにもとづいて構築されたこのスタンドは、見本市でよくあるような光り輝く表層的な空間とは反対で、意図的に表面下にあるものを露わにし、それをデザインの媒体として用いています。また、この工事現場はKNSブランドの継続的な発展も表現しています。デザイナーのコラボレーションの小さなプロジェクトとして始まった同ブランドは世界的なデザインブランドに成長し、オフィスや公共空間で活用され、キッチンや照明デザインの新しいあり方を探求しています。スタンドの空間は、現代のオフィススペースのように、ミーティング、食事、コワーキング、休憩のエリアなどがゆるやかに連関するシーンに分けられました。
Styling for 2016/ Arita catalogue 2016/の16デザイナーのすべての陶磁器コレクションの写真は、2017年5月に撮影されました。ブランド立ち上げ後初めての総合カタログのためのこの撮影は、佐賀県の有田で写真家の長谷川健太によって撮影されました。限られた予算内で の実施で、スタイリングの課題としてそれぞれのコレクションの特徴、独自性、機能性をどのように最小限の手段で見せるかということがありました。このことを達成するために、GDDはそれぞれのデザイナーの特徴的な色に塗装した合板を背景として用いました。家にある小道具や自然光によって、より効果的な見え方になるよう演出しました。
IFFT, Tokyo 2018 IFFT/東京国際家具見本市2018におけるカリモクニュースタンダード/KNSのスタンドは、東京を拠点とするデザイナー、熊野亘と協同でデザインしました。Kvadrat Tokyo(クヴァドラ)は椅子張り生地やカーテン、ラグなどを提供するなど、サポートとして参加しました。KNSがカリモク家具以外のブランドと一緒に展示されたのは、この展示が初めてでした。このスタンドは、カリモク家具の幅広い活動を伝えるとともに、それぞれのブランドや特徴も紹介することも意図しました。透過性のあるテキスタイルやミニマルなカラースキームを用いてスタンドは異なるセクションにゆるやかに分けられ、各ブランドに1つのセクションが与えられました。
Sumida Contemporary at Ginza Loft 東京・銀座にある生活雑貨専門店ロフトより、Sumida Contemporaryを紹介する展覧会の機会をいただきました。 当時、Sumida Contemporaryのプロダクトはまだ完成していなかったので、私たちはすでにある職人の作品とデザイナーの作品を並べて見せることにしました。伝統的な手仕事による工芸のプロダクトと革新的なデザインのプロダクトの強いコントラストをつくりだすことにより、今後完成する両者のコラボレーションによるプロダクトの成果を想像できるような展示を目指しました。また、展示物は会場で購入できるようにしました。Sumida Contemporaryは墨田区内のメーカーと世界中のデザイナーとのコラボレーションによって、現代の生活に添ったプロダクトを開発するレーベルです。隅田川の東に位置する墨田区では、石鹸、漆器、ガラス器、革製品、ジョウロ、ブラシその他の幅広いプロダクトが製造されています。墨田区は墨田の伝統的な産業を支援し、発展を促進するために、David Glaettli(ダヴィッド・グレットリ/GDD) にデザインプロジェクトのディレクションを依頼し、これを受けてSu ...
Salone Del Mobile di Milano, 2018 このカリモクニュースタンダード/KNSスタンドのデザインは、前年度のスタンドの考え方を発展させたものです。見本市ではよくあるような、本物のインテリアスペースを模倣するのではなく、実物大の建築モデルとしてデザインされました。 建築材料は意図的に仕上げなしで現し、ディテールは装飾的要素として用いられました。デザインは抽象的で、意識的に偽物と本物の中間、つまり「必要に応じて偽物らしく、しかし可能な限り本物らしく」あることを意図しました。壁のボリュームや色彩は、抽象的なミニマリズムの美術作品から着想を得ています。
Rebranding of Karimoku New Standard 2018 カリモクニュースタンダード/KNSは10周年を機に、ブランドのロゴ、カタログ、ウェブサイトを含むビジュアル・アイデンティティを見直しました。創造性に富み、妥協しないデザインで知られる東京を拠点とするグラフィックデザイナーの長嶋りかこ/village®が、このプロジェクトを手がけました。新しいデザインはこのコレクションの過去10年間の急速な発展と成長、そしてこれから10年間のブランドの位置付けを示しています。このビジュアル・アイデンティティの刷新のために、David Glaettli(ダヴィッド・グレットリ/GDD)はグラフィックデザイナーの選定とブリーフィング、インターフェイスとコンテンツの明確化、イメージとテキストの選定、インテリアシーンの写真撮影のコンセプトデザイン、写真家の選定とディレクションなどを含むアート・ディレクションを行いました。
2016/ Arita 2016/(ニーゼロイチロク) は陶磁器の食器、インテリアアクセサリー、ジュエリーの新しいブランドです。同ブランドは有田の16社の商社・窯元の長年の歴史を通じて培われた製陶の専門技術と国内外のデザイナー16組のコラボレーションで、合わせて400種近いプロダクトを製造しています。2016/ は2年間の開発を経て、2016年のミラノデザインウィークで発表しました。 1616年、朝鮮の陶工によって日本に磁器製造技術が伝えられ、陶磁器の主材料である純度の高いカオリン質の陶石が、佐賀県の有田で見つかりました。その後数世紀にわたり、有田は日本の最も重要な陶磁器生産地として発展を遂げました。有田焼はその傑出した品質と美しさによって、世界で高く評価されています。20世紀の終わりに、有田は急激な経済衰退に直面しました。この衰退から脱却するための取り組みの一環として、有田焼創業400周年という節目に、佐賀県によって、2016/プロジェクトが始動しました。この画期的なプロジェクトは、磁器生産の伝統を守るために地元の生産を再活性化し、新しい市場を開拓することによって経済回復を目指しました。David Glae ...
Photo production for the KNS Catalogue 2018 これらの写真は、写真家のGottinghamによって、東京の新宿にある改装された建築で撮影されました。カタログや雑誌にあるような見た目は完璧な光り輝くインテリアと、実際の家の現状との差異を、遊び心のあるやり方で明らかにするというコンセプトでした。この目標を達成するために、撮影ではレンズ、照明、視点を変えることによって、それぞれのセッティングで主観的および客観的な写真シリーズを制作しました。客観的な写真については、それぞれのセッティングは最初に完璧にスタイリングされ、低い角度、長い焦点距離、調整された照明のもとで三脚を使って撮影されました。主観的な写真については、同じシーンでは手持ちのカメラでリングフラッシュを使い、広角で至近距離から撮影されました。そしてカタログでは、両方の種類の写真が隣り合って並べられました。このプロジェクトでは、ロケーション探し、写真のコンセプト、写真家の選定とディレクション、そして撮影とポストプロダクションの監修を行いました。
Accessories for Maharam 2017年、Scholten & Baijings(ショルテン&バーイングス)のディレクションのもとで、アメリカのテキスタイルメーカーのMaharam(マハラム)が日本およびアジア市場向けの日本製のアクセサリーのコレクションの開発を始めました。このコレクションには、カリモク家具が製造した木製のトレイとスツールが含まれています。このプロジェクトでは、日本のメーカー、デザイナー、マハラムとの間の調整を行いました。GDDはプロダクト開発の監修、プロダクトサンプルの修正、翻訳、仲介なども行いました。
Tokyo Design Week 2017 東京デザインウィーク2017で、カリモクニュースタンダード/KNSは「Variations/Situations」と題する展示を、六本木のAXISビルにあるIMAコンセプトストアで開催しました。この展示会場は、フランスの写真ギャラリーのイエローコーナーとシェアされました。David Glaettli(ダヴィッド・グレットリ/GDD)は写真ギャラリーでの展示をクリエイティブな契機と捉え、東京を拠点とする写真家のGottingham(杉山豪州)とコラボレートし、家具と写真作品が響き合うインスタレーションをつくりあげました。写真作品は、もともとKNSカタログ2017のための写真撮影の時にGottinghamとDavid Glaettliが協同で制作したものです。このクリエイティブなコラボレーションでは、インテリアのシーンの背景として用意した数枚の大きな可動壁が使われました。すべてのシーンを撮影後、最後に大きな可動壁に囲まれた何もない人工的な空間が撮影されました。この結果、一見すると何もない建築空間でありながらもう一度見るとスケールや大きさが不明瞭な演出された空間が現れる、一連の印象的で不思議 ...
Catalogue for Karimoku New Standard 2017 3冊目のカリモクニュースタンダード/KNSのブックレット・カタログは、視覚に訴えるアートの図録のような、ミニマルで高級感がありながらも取扱説明書のような機能性を兼ね備えています。このブックレットのために、David Glaettli(ダヴィッド・グレットリ/GDD)は、コンテンツの検討、イメージとテキストの選定、シーンの撮影のコンセプト検討、写真家の選定およびディレクションなどのアート・ディレクションを行いました。 グラッフィックデザイン:谷内晴彦/ desegno ltd. 写真(シーン): Gottingham スタイリング:David Glaettli ディレクション:David Glaettli
Photo production for the Karimoku New Standard Catalogue 2017 東京を拠点とする写真家のGottinghamによって、カリモク家具社内の広い写真スタジオで撮影されました。過去数年間、GDDはアパートメントやオフィスなど実在する空間で、カリモクニュースタンダードの家具を撮影してきました。特徴的な家具が、東洋でも西洋でも、新しい場所でも古い場所でも、プライベートでもパブリックでも、あらゆる種類の空間に適合することを示すことは、私たちにとって重要なことでした。このカタログでは、私たちはスタジオの人工的な空間の演出された環境で撮影することに決めました。オーセンティシティを重んじる同ブランドの価値観に忠実に自然なやり方で家具を見せながらも、いかに実在するインテリアを模倣しない見せ方を実現できるかが課題でした。このことを実現するため、私たちは大きな可動壁と木毛セメント板の床材を使ってセットをつくりました。これらのインテリアは本物ではないことをあえて隠さず、しかしそれでも空間感を伝えて見る人の想像力をかきたてることを目指し、これらの写真は本物と偽物、そして幻想と現実が曖昧になるような演出をしました。このプロジェクトでは、ロケーション探し、コンセプトデザインと実施 ...
Salone Del Mobile di Milano, 2017 過去数年間のサローネ・デル・モービレ・ミラノでは、カリモクニュースタンダード/KNSは、ミラノの中心部にあるアパートメントやオフィススペースなどのリアルな空間で展示を開催してきました。それは、現代的でユニークな特徴を備えたこれらの家具が、東洋でも西洋でも、新しい場所でも古い場所でも、プライベートでもパブリックでも、あらゆる空間に適合することを示すことは私たちにとって重要なことでした。 2017年、KNSは始めてロー・フィエラにあるサローネ・デル・モービレの見本市で展示を開催しました。この展示の課題は、本物のインテリアを模倣することなく、どのようにな自然なやり方で来場者の想像力をかきたてるような家具の展示ができるかということでした。このことを達成するために、「実物大のモデル」という展示スタンドのデザインコンセプトが考案されました。このスタンドは、それが舞台装置であることを包み隠さずに表現しています。人形の家のように外から眺めることができるオープンな空間が6つの部屋で構成されました。壁の端部は、その内部構成が見えるような特殊なディテールになっており、ドアや窓は厚紙から切り出されたパーツのよ ...
Catalogue for Karimoku New Standard 2016 David Glaettli(ダヴィッド・グレットリ/GDD)がデザインした2冊目のカリモクニュースタンダード/KNSのブックレット・カタログは、典型的なグリッドベースで緻密なスイスのグラフィックデザインに着想を得たデザインで、機能性と雑誌のような読みやすさを兼ね備えています。このブックレットのアート・ディレクションでは、全体のビジュアルコンセプト、コンテンツの明確化、イメージやテキストの選定、本編のコピーライティング、インテリアの撮影のコンセプト、グラフィックデザイナー、写真家、スタイリストの選定などが含まれます。ホンマタカシに師事した写真家の木寺紀雄、そして無印良品その他の主要企業の仕事も手がけるスタイリストの作原文子がコラボレートし、東京・中目黒のアパートメントで自然光に溢れるインテリアの写真を生み出しました。カメラの主観的な視点が柔らかい自然な印象を捉え、対照的にインテリアは意図的に抽象的で独創的な雰囲気にまとめられています。 グラッフィックデザイン:谷内晴彦/ desegno ltd. 写真(インテリア):木寺紀雄 スタイリング:作原文子 ディレクション:David Gla ...
Photo production for the Karimoku New Standard Catalogue 2016 これらの写真は、1970年代に建てられた集合住宅の10階にある住戸で撮影されました。東京の中目黒で見つけたこの建物は、撮影のための写真スタジオになりました。著名な写真家の木寺紀雄、そして無印良品その他の企業とも仕事をするスタイリストの作原文子がコラボレートし、自然光と主観的な視点だけでこれらの写真を生み出しました。彼らは柔らかく自然な印象を目指し、実現しました。その一方で、背景はあえて抽象的で空想的な雰囲気を保ちました。形や色と自由に戯れるデザインは、家に対しても、将来を見据えインスピレーションを与える人に対しても開かれたKNSのあり方を表現しています。このプロジェクトでは、ロケーション探し、コンセプトデザインと実施、写真家とスタイリストの選定とディレクション、そして撮影とポストプロダクションの監修を行いました。
IFFT, Tokyo 2016 IFFT/東京国際家具見本市におけるカリモクニュースタンダード/KNSのスタンドでは、ソファのシリーズが発表されました。このシリーズにはBIG-GAMEのキャストールソファのラグジュアリーなレザーバージョン、そしてアメリカのファブリックメーカー、Maharam(マハラム)との協同でつくった特別バージョンも含まれています。この小さな空間には付加的なしつらえを設ける余地はなかったものの、これらの比較的高価な家具をふさわしいかたちで発表する必要がありました。この目的を達成するため、家具はシーンに設置するのではなく、個々のオブジェクトとして大きなポディウムの上に置かれました。高級なレザーやファブリックを強調し、その美しさを引き立たたせるために、壁や床は暗めの色で仕上げられました。木毛セメント板でつくったポディウムは、これらの家具に建築的で落ち着いた表情を与えました。
Interior Lifestyle, Tokyo 2016 東京で開催されるインテリアの見本市「インテリアライフスタイル2016」において、David Glaettli(ダヴィッド・グレットリ/GDD)はカリモクニュースタンダード/KNSの展示をてがけました。GDDがつくりあげたスタンドは、空間を4つの主要エリアに分割する統一されたダークグレーのキューブが特徴になっています。これらのさりげないキューブは、展示品を圧倒したりスタンドを通過する動線を遮ったりすることなく、ポディウムとしての役割を果たしました。スタンドの床と壁は、KNSの展示空間の定番の材料である無塗装のバーチ合板でつくりました。この合板は実直でニュートラルかつ自然な材料であり、北欧のモダニズムにも関連しています。
Milan Design Week 2016 ミラノデザインウィーク2016のカリモクニュースタンダード/KNSの展示は、イタリアを拠点に活動する韓国人アーティスト、Chung Eun-Mo(チャン・ウンモ)を招いて、歴史的なチンクェ・ヴィエ地区にある中庭の奥にある独特な風情のある空間で開催されました。David Glaettli(ダヴィッド・グレットリ/GDD)はChung Eun-Moに、KNSの家具と彼女の魅力的な絵画の対話を促す広大なインスタレーションの制作を依頼しました。KNSの家具は、決まりきった考え方を突き崩し、ものの在り方を原点から考え直しています。この展示は、普通や一般的という意味ではなく、模範あるいは指針を示すものという意味を込めて「Standard」というタイトルがつけられました。これらの家具をChung Eun-Moの作品と対比することによって、思いがけない直感的な方法でこのコンセプトを伝えることができると感じました。 韓国のソウルで生まれたChung Eun-Moはニューヨークで学び、1987年から現在までイタリア、ウンブリア州のトッレオルシナを拠点に制作活動を続けています。画家としての作品のほか、メンフ ...
IMM, Cologne, 2016 2016年、David Glaettli(ダヴィッド・グレットリ/GDD)は再びカリモクニュースタンダード/KNSのデザイン、施工、実施を手がけました。今回のスタンドで与えられた条件は、2.5面に壁のある正方形のレイアウトでした。スタンドのコンセプトデザインの手がかりとして用いて、GDDは既存の壁の中に「内」、そして異なる材質感と雰囲気を備えた「外」で、このエリアを構成しました。「内」のエリア内の大きな壁には多機能のモジュール型ウォールシェルフが設置され、アクセサリーを展示するだけでなく抽象的な「窓」としての役割も果たしました。シンプルで基本的な材料を用いることによって展示された家具の色彩を引き立て、また同ブランドの時代を超越した機能的なデザインアプローチを強調しました。GDDはコンセプト検討から竣工までこのスタンドのデザインを手がけただけでなく、地元の施工者との調整、工事現場の監理も行いました。
Paper Porcelain for HAY オランダのデザイナーデュオのScholten & Baijings(ショルテン&バーイングス)がデザインしたPaper Porcelainシリーズは、もともとは彼らのスタジオで手作りされていた限定商品でした。ボール紙で作った模型から着想を得たこのシリーズは、厚紙のような外観と手触りを作り出すために特別に配合された陶土を用いて制作されました。インテリアブランドのHAYは生産者を探していましたが、その特殊な陶土と器の極端な薄さが原因で、大量生産はほぼ不可能だろうと考えていました。しかしこのデザインを有田に持ちこみ、有田焼の卓越した職人の技と深い専門知識を用いることで、初めて実現することができました。このプロジェクトでは、メーカーの百田陶園、HAY、デザイナー間の仲介と調整をはじめとし、プロジェクトの調整、翻訳、プロダクト開発の監修、そしてプロダクトサンプルの評価も行いました。
Video for HAY この動画は、デンマークのインテリアブランドのHAYの依頼を受け、オランダのデザイナーデュオScholten & Baijings(ショルテン&バーイングス)がデザインしたPaper Porcelainシリーズの制作を記録するために制作されました。日本南部の陶磁器の街、有田およびその周辺にある製造施設で、写真家の木寺紀雄によって撮影されました。この動画は採石場からパッケージングまで全ての制作プロセスを描写し、窯元へのインタビューもフィーチャーしています。
Catalogue for Karimoku New Standard 2015 David Glaettli(ダヴィッド・グレットリ/GDD)のカリモクニュースタンダード/KNS2015年のカタログは、ディーラー、建築家、潜在顧客に配布する販売ツールとして作成されました。このデザインには、現代性と恒久性のバランスを目指すブランドの考え方が反映されています。GDDは初めてのブックレット・カタログのために、全体のビジュアルコンセプトの検討、コンテンツの明確化、イメージやテキストの選定、コンセプト作成、インテリアの撮影の実施、グラフィックデザイナーや写真家の選定とディレクションなどを含むアート・ディレクションを行いました。インテリアの写真は以前GDDのスタジオであった京都の築100年の町家で撮影されました。 グラッフィックデザイン:谷内晴彦/ desegno ltd. 写真(インテリア):木寺紀雄 スタイリング:David Glaettli ディレクション:David Glaettli
Photo production for the Karimoku New Standard Exhibition 2015 ミラノデザインウィーク2015でのカリモクニュースタンダード/KNS の展示のために制作した写真は、4日かけて写真家の木寺紀雄によって、愛知県のカリモク家具の工場、そして日本北部の岩手県にある森や製材所で撮影されました。このプロジェクトでは、ロケーション探し、コンセプトデザインと実施、そして写真家の選定とディレクションを行いました。
Photo production for the Karimoku New Standard Catalogue 2015 カリモクニュースタンダード/KNS カタログ2015のために制作した写真は、京都にある伝統的な日本の町家で、写真家の木寺紀雄により撮影されました。この家はGlaettli Design DIrection/GDD(グレットリ・デザイン・ディレクション)のスタジオであり、KNSの家具のプライベートショールームでもありました。撮影の2日間、この家を空にして舞台として使いました。GDDが築100年の家を現代的なKNSの家具の舞台として選んだ理由は、ひとつには同ブランドの原点である日本を強調し表現するため、そしてもうひとつには時代を超越した良質なデザインはあらゆる種類や時代の空間に適合するということを示すためでした。実際に、これらの家具やアクセサリーは、丹念に構築された古い木の空間と美しい対比をつくりだしました。このプロジェクトでは、ロケーション探し、コンセプトデザインと実施、写真家の選定とディレクション、インテリアコーディネーション、写真のスタイリングを行いました。
IFFT, Tokyo 2015 IFFT/東京国際家具見本市2015のために、David Glaettli(ダヴィッド・グレットリ/GDD)はカリモクニュースタンダード/KNSのスタンドのデザイン、設営、管理を行いました。このスタンドの主な特徴は、ヒノキ合板でできた長さ12mの壁でした。この印象的な壁は、家具コレクションを展示する大きなステージとしての役割を果たしたほか、写真家の木寺紀雄の写真も展示されました。展示された写真はもともとミラノデザインウィークの展示で使われたもので、KNSコレクションのものづくりとその原点を描写しています。これらの写真は、KNSの原材料の供給元である日本北部の広葉樹林に始まり、木を加工する製材所、愛知県にあるカリモクの大規模な工場、そして木材が丁寧な手仕事で完璧な家具に仕上がっていくまでの一連の物語を伝えています。
Tokyo Design Week 2015 東京デザインウィーク2015では、David Glaettli(ダヴィッド・グレットリ/GDD)はカリモクニュースタンダード/KNSの展示のクリエーションに特に深く関わりました。展示会場として、東京の代官山にある人気スポット、T-SITEの広いギャラリースペースを選びました。展示デザインは東京を拠点とする施工会社TANKと協同で考案し、施工しました。とても天井高が高い特異なプロポーションの展示空間で、家具が所在なさげで不釣合いな感じに見えてしまう恐れがありました。この問題の解決策として、MDFでつくったシンプルな展示台に、その上に置かれる家具と響きあうような様々な基準グリッドのパターンをプリントしました。グリッドによって空間のスケールが明らかになり、来場者は展示物の寸法やプロポーションを理解することができます。このコンセプトをより強めるために、間仕切り壁も施工されました。溶接接合されラッカー仕上げの鉄筋補強用格子で構成されるグリッドのパターンは垂直方向にも展開され、空間を構成するグラフィカルなレイヤーを形成しました。もうひとつの面としてはKNSのアクセサリー、そしてKNSのデザイナーた ...
Milan Design Week 2015 ミラノデザインウィーク2015では、David Glaettli(ダヴィッド・グレットリ/GDD)はカリモクニュースタンダード/KNSの展示のためにあるアパートメントにて展示を行いました。ブレラ地区にある1920年代に建てられたパラッツォの3階で、家の親密性とパブリックな展示の両方を表現するインスタレーションをつくりあげました。日本の写真家、木寺紀雄による個人的な写真と短い動画は、KNSの物語をその原点まで遡って見せています。KNSのものづくりを詳細に記録するために、これらの写真や動画ではKNSの原材料である日本北部の広葉樹林、木を加工する製材所、愛知県にあるカリモクの大きな工場、そして木材が丁寧な手仕事で完璧な家具に仕上がっていくまでの様子が描写されています。GDDは、この展示のコンセプトの考案、開発、実施に携わり、ロケーション探し、動画のアート・ディレクションと写真のキュレーションも行っています。
IMM, Cologne 2015 IMMケルンでのカリモクニュースタンダード/KNSの初めての展示に際し、David Glaettli(ダヴィッド・グレットリ/GDD)はスタンドのデザイン、設営、管理を行いました。このスタンドは約80㎡の面積があり、ケルンメッセのメインホールのひとつにありました。L字型の配置のスタンドをクリエイティブな契機と捉え、この形を空間の明確にする特徴な要素と位置づけてデザインしました。白い壁、バーチ合板と白いメラミンのポディウムによって、これらの家具の色彩やKNSの時代を超えた機能的なデザインアプローチを強調しています。このプロジェクトでは、コンセプトとデザイン、展示会場 運営者や地元の施工者との調整、工事現場の監理などを行いました。
Tea for Georg for Georg Jensen 1616/Arita JapanプロジェクトのScholten & Baijings(ショルテン&バーイングス)のプロダクトを通じて、デンマークの企業のGeorg Jensen(ジョージ・ジェンセン)は有田に注目し、新しいプロダクトシリーズを生産することを決めました。このシリーズは「Tea for Georg」と名付けられ、OEMプロダクトとしてScholten & Baijingsによりデザインされました。有田の職人の深い専門知識を用いることにより、ほぼ不可能と思われていたデザイン(例えばグラフィックがプリントされたケーキスタンドの薄くて完璧に平らなトップの部分など)が実現されました。このプロジェクトでは、メーカーの百田陶園、Georg Jensen、デザイナーとの仲介と調整を行いました。また、GDDはプロジェクト調整、翻訳、プロダクトサンプルの評価も行いました。
Video for Karimoku New Standard この動画はミラノデザインウィーク2015でのカリモクニュースタンダード/KNSの展示の際に、KNSの家具の原点を説明するために作成されました。東京を拠点に活動する写真家の木寺紀雄が、日本北部の広葉樹林の動画を撮影しました。木を加工する製材所、愛知県にあるカリモクの大きな工場、そして木材が丁寧な手仕事で完璧な家具に仕上がっていく様子が描写されています。この動画のディレクションでは、コンセプト作成と実施、ロケーションの選定、絵コンテ、カメラマンの選定とディレクション、ポストプロダクションの監修を行いました。 動画撮影・編集:木寺紀雄 ディレクション:David Glaettli
Tokyo Design Week 2014 東京デザインウィーク2014のために、カリモクニュースタンダード/KNSは普段、PR、編集者、建築家がシェアしている東京都心部の事務所にて展示を開催しました。このリアルなワークスペースの状況のなかで、来場者たちは日常的に使われているKNSの家具を見て、触れて、試しました。このオフィスに併設されたギャラリーで、David Glaettli(ダヴィッド・グレットリ/GDD)がキュレートした特別展「Q&A - BIG-GAME」が開催されました。特別展では、BIG-GAMEが過去10年間に著名な企業10社のためにデザインした10のプロダクトが紹介されました。BIG-GAMEがデザインした10のプロダクトのそれぞれは、GDDが選んだ日本独自のアイテムと組み合わせて展示されました。アイテムはBIG-GAMEのプロダクトの日本にある「片割れ」として、BIG-GAMEのプロダクトと関係を結び、思いがけない方法でそれらを説明し、新しい文脈にあてはめています。この「10+10」の展示は、文化横断的な「もの同士の対話」を形にして、遊び心あふれるやり方でBIG-GAMEの考え方や仕事の仕方をよりよく ...
Milan Design Week 2014 ミラノデザインウィークで5回目のカリモクニュースタンダー/KNSの展示は、ミラノのカステッロ広場のすぐ近くの壮観な19世紀末の中庭に隣接するショールームの真っ白な展示空間で開催されました。前年の成功をさらに上回ることを目指し、KNSは再びArabeschi Di Latteと組み2回目の「Kitchen Library」」を開催しました。この展示では、日常生活のコンヴィヴィアリティとインスピレーションをテーマにした食べ物、本、家具を中心に期間限定の読書ラウンジが実現されました。この展示では、Arabeschi Di Latteが世界中から集めた古いレシピ本の素晴らしいコレクションをインスタレーションのなかに組み込み、来場者が手にとって読めるようにしました。インスタレーションの一環として、Arabeschi Di Latteは「words and foods on loan」というコンセプトを考案しました。アイディアや言葉と同じように、食べ物や料理は常に国境を越えて異なる文化的コンテクストのなかで再解釈され、最終的にはまた新しい独自のものになります。Arabeschi Di Latteは ...
Maison&Objet, Paris 2014 パリのメゾン&オブジェでのカリモクニュースタンダード/KNSの2回目の展示のために、David Glaettli(ダヴィッド・グレットリ/GDD)は展示会場の「NOW」エリア内のスタンドのデザインをしました。約40㎡の限られた空間を最大限活用するために展示コンセプトを検討し、様々な高さのポディウムからなるランドスケープでこの空間を構成し、受付カウンターをそのなかに組み込みました。そして、白いメラミン製のポディウム、無塗装のバーチ合板、ライトグレーで塗装した壁などの単純明瞭な材料やこのコレクションの特徴的な色彩を用いて、KNSの時代を超越した機能的なアプローチを強調しました。このプロジェクトでは、スタンドの位置決めから、コンセプトとデザイン、展示会場運営者との調整、地元の施工者との調整および工事現場の監理まで、すべてが彼の指揮のもとで進められました。
Tokyo Design Week 2013 東京デザインウィーク2013の展示は、かつて産業建築として使われていた青山にある建物にあるライトボックススタジオで開催されました。東京の都心部で最も雰囲気のある展示空間のひとつです。「Out of the showroom–into the home」と題した展示は、この建築の明るく広々とした空間の特徴を活かして、手を加えずそのままの空間で家具を見せています。オープニングイベントでは、シェフ/フードプロデューサーの船越雅代が、樹木やカリモクニュースタンダード/KNSコレクションの色彩から着想を得た食のランドスケープをつくりました。
Milan Design Week 2013 カリモクニュースタンダード/KNSの注目度をさらに上げるために、ミラノデザインウィーク2013の展示は2箇所で開催されました。メインの展示は著名なSpazio Susana Orlandi (スパツィオ・ロッサナ・オルランディ)、もうひとつのインスタレーションはランブラテ地区にある食・イベントをデザインする著名なデザイナー集団Arabeschi Di Latte(アラベスキ・ディ・ラッテ)のスタジオで行われました。 Susana Orlandiの比較的小さな空間では、前年に東京デザインウィークの展示のためにつくった着色されたOSBパネルを再利用し、「A new standard in Japanese furniture making」と題したコレクションの展示用ステージをつくりました。この展示には1週間で11,000人が訪れました。Arabeschi Di Lattenのスタジオでは、David Glaettli(ダヴィッド・グレットリ/GDD)はKNSのチーム、Arabeschi Di Latten、そしてヴェローナ/マイアミを拠点とする出版社 Fortino Editions(フ ...
Milan Design Week 2012 ミラノデザインウィークでの3回目の展示は、ミラノのブレラ地区の歴史的なパラッツォにあるギャラリー、Erastudioで開催されました。普段は何もないが、独特の風情のある100年の歴史を持つ部屋に、カリモクニュースタンダード/KNSの家具が展示されました。それに加えて、David Glaettli(ダヴィッド・グレットリ/GDD)は食とイベントをデザインするイタリアのデザイナー集団、Arabeschi Di Latte(アラベスキ・ディ・ラッテ)とのコラボレーションを実現しました。彼女らは「木」というテーマに基づいて様々な料理を選び、展示室ごとにひとつの料理をアレンジしました。この展示の作成のために、ロケーション探し、交渉、コンセプト、計画、スタイリング、コラボレーターの選定と調整を行いました。 (このプロジェクトはTeruhiro Yanagihara studio内で行いました)
Tokyo Design Week 2012 東京デザインウィーク2012での展示は「SCENES」というタイトルで、東京・表参道のGYREにて開催されました。展示空間は、カリモクニュースタンダード/KNSコレクションの色でラッカー仕上げされたOSBパネルとフレームで構成されました。これらのパネルは、様々なシーンで全プロダクトラインナップが展示される、カラフルでグラフィカルなステージに生まれ変わりました。展示デザインは、シンプルさと機能性、そしてKNSコレクションの楽しくカラフルな色使いを強調しています。(このプロジェクトはTeruhiro Yanagihara studio内で行いました)