Production & Styling

Photo production for the Karimoku New Standard Catalogue 2017

東京を拠点とする写真家のGottinghamによって、カリモク家具社内の広い写真スタジオで撮影されました。過去数年間、GDDはアパートメントやオフィスなど実在する空間で、カリモクニュースタンダードの家具を撮影してきました。特徴的な家具が、東洋でも西洋でも、新しい場所でも古い場所でも、プライベートでもパブリックでも、あらゆる種類の空間に適合することを示すことは、私たちにとって重要なことでした。このカタログでは、私たちはスタジオの人工的な空間の演出された環境で撮影することに決めました。オーセンティシティを重んじる同ブランドの価値観に忠実に自然なやり方で家具を見せながらも、いかに実在するインテリアを模倣しない見せ方を実現できるかが課題でした。このことを実現するため、私たちは大きな可動壁と木毛セメント板の床材を使ってセットをつくりました。これらのインテリアは本物ではないことをあえて隠さず、しかしそれでも空間感を伝えて見る人の想像力をかきたてることを目指し、これらの写真は本物と偽物、そして幻想と現実が曖昧になるような演出をしました。このプロジェクトでは、ロケーション探し、コンセプトデザインと実施 ...
Stand Design

Salone Del Mobile di Milano, 2017

過去数年間のサローネ・デル・モービレ・ミラノでは、カリモクニュースタンダード/KNSは、ミラノの中心部にあるアパートメントやオフィススペースなどのリアルな空間で展示を開催してきました。それは、現代的でユニークな特徴を備えたこれらの家具が、東洋でも西洋でも、新しい場所でも古い場所でも、プライベートでもパブリックでも、あらゆる空間に適合することを示すことは私たちにとって重要なことでした。 2017年、KNSは始めてロー・フィエラにあるサローネ・デル・モービレの見本市で展示を開催しました。この展示の課題は、本物のインテリアを模倣することなく、どのようにな自然なやり方で来場者の想像力をかきたてるような家具の展示ができるかということでした。このことを達成するために、「実物大のモデル」という展示スタンドのデザインコンセプトが考案されました。このスタンドは、それが舞台装置であることを包み隠さずに表現しています。人形の家のように外から眺めることができるオープンな空間が6つの部屋で構成されました。壁の端部は、その内部構成が見えるような特殊なディテールになっており、ドアや窓は厚紙から切り出されたパーツのよ ...