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Milan Design Week 2014

ミラノデザインウィークで5回目のカリモクニュースタンダー/KNSの展示は、ミラノのカステッロ広場のすぐ近くの壮観な19世紀末の中庭に隣接するショールームの真っ白な展示空間で開催されました。前年の成功をさらに上回ることを目指し、KNSは再びArabeschi Di Latteと組み2回目の「Kitchen Library」」を開催しました。この展示では、日常生活のコンヴィヴィアリティとインスピレーションをテーマにした食べ物、本、家具を中心に期間限定の読書ラウンジが実現されました。この展示では、Arabeschi Di Latteが世界中から集めた古いレシピ本の素晴らしいコレクションをインスタレーションのなかに組み込み、来場者が手にとって読めるようにしました。インスタレーションの一環として、Arabeschi Di Latteは「words and foods on loan」というコンセプトを考案しました。アイディアや言葉と同じように、食べ物や料理は常に国境を越えて異なる文化的コンテクストのなかで再解釈され、最終的にはまた新しい独自のものになります。Arabeschi Di Latteはこのコンセプトを掲げ、西洋を起源とする日本の定番料理を選び、その定番料理をヨーロッパに持ち帰り、地場の食材を使って新たに考案しました。これらの新たに考案された料理や飲み物は展示と一体化したキッチンで準備され、来場者たちにふるまわれました。このプロジェクトでは、David Glaettli(ダヴィッド・グレットリ/GDD)は展示・イベントのコンセプト、計画、スタイリング、コラボレーターの選定と調整、ロケーション探しなどを行いました。

www.karimoku-newstandard.jp