東京・銀座にある生活雑貨専門店ロフトより、Sumida Contemporaryを紹介する展覧会の機会をいただきました。
当時、Sumida Contemporaryのプロダクトはまだ完成していなかったので、私たちはすでにある職人の作品とデザイナーの作品を並べて見せることにしました。伝統的な手仕事による工芸のプロダクトと革新的なデザインのプロダクトの強いコントラストをつくりだすことにより、今後完成する両者のコラボレーションによるプロダクトの成果を想像できるような展示を目指しました。また、展示物は会場で購入できるようにしました。
Sumida Contemporaryは墨田区内のメーカーと世界中のデザイナーとのコラボレーションによって、現代の生活に添ったプロダクトを開発するレーベルです。隅田川の東に位置する墨田区では、石鹸、漆器、ガラス器、革製品、ジョウロ、ブラシその他の幅広いプロダクトが製造されています。墨田区は墨田の伝統的な産業を支援し、発展を促進するために、David Glaettli(ダヴィッド・グレットリ/GDD) にデザインプロジェクトのディレクションを依頼し、これを受けてSumida Contemporaryが生まれました。
sumidacontemporary.tokyo